SESSION

7.11 (金)📍 X-BORDER
時計

15:20〜16:10

次世代のイノベーターを育む教育と、それを支える「拠出型基金」の仕組み

次世代のイノベーターを育む教育と、それを支える「拠出型基金」の仕組み

グローバルゲートウェイ2050のひとづくりの戦略には「20億人のアジア市場から人材が集積するアジアを代表するグローバル人材ハブ化」が謳われ、その施策の1つとして、次世代を担う人材のグローバル教育が掲げられています。 沖縄発EdTechスタートアップ「HelloWorld株式会社」が運営する【まちなか留学】や【WorldClassroom】は、沖縄にいながら世界各国出身の外国人宅でホームステイできる機会や、世界中の教室とつながる機会を提供しています。体験格差の是正を目指し、企業やHIPHOPアーティストAwichなどと連携して、生活困窮世帯の子ども達向けに無償でまちなか留学を提供する取組みも行っています。 一方で、教育は長い目での投資が必要で、持続的な運営のあり方が課題となります。 そのような中、神山まるごと高専は、企業や個人からの拠出金を一般社団法人の基金制度を活用して資産運用し、奨学金を安定的に給付する試みを行っています。 現在、福岡県北九州市では同様に「拠出型基金」による教育事業が立ちあがろうとしています。 本セッションでは、次世代のイノベーターを育む教育と、それを支える「拠出型基金」の仕組みについて考えていきます。

登壇者

丹羽 雅也
スピーカー

丹羽 雅也

一般社団法人TSUNAGU 代表理事

2012年に文部科学省に入省後、政策立案や法改正業務に従事するとともに、内閣官房まちひとしごと創生本部事務局、デジタル庁などの多様なプロジェクトチームへ参画。 2023年に北九州市教育委員会の次世代部長に着任。その後、2025年に独立し、一般社団法人TSUNAGUを設立。

野中 光
モデレーター

野中 光

HelloWorld株式会社 代表取締役 Co-CEO

琉球大学教育学部在学中、アジア8カ国を旅する”流学”を経験。 東京のコンサル会社勤務、宮城県での震災復興支援を経て、 沖縄県にUターン。 Lagoon Kozaの共同代表として、年間100名の起業家が育つ拠点の土台をつくる。 2020年に誰もが気軽に留学体験ができる機会をつくり、「世界中に1ヵ国ずつ友達がいることが当たり前の社会をつくる」ことを目指し、HelloWorldを共同創業。